こんにちは!SourceSage 5.0.0を使ってみたいけど、どうやって始めたらいいのかわからない…という方のために、この記事ではSourceSage 5.0.0の使い方を初心者向けに丁寧に解説していきます。一緒に学んでいきましょう!
セットアップ
まず、SourceSage 5.0.0を使用するには、PythonのパッケージマネージャーであるPIPを使ってインストールする必要があります。以下のコマンドをターミナルまたはコマンドプロンプトで実行してください。
pip install sourcesage
Note: このコマンドにより、SourceSage 5.0.0がシステムにインストールされ、コマンドラインから実行できるようになります。
ステップ1: ターミナルを開く
セットアップが完了したら、ターミナル(Windowsではコマンドプロンプトとも呼ばれます)を開きます。ターミナルを開く方法は、お使いのOSによって異なります。
- macOS: Finderを開き、アプリケーション > ユーティリティ > ターミナルをクリックします。
- Windows: スタートメニューを開き、「cmd」と検索ボックスに入力し、Enterキーを押します。
- Linux: Ctrl + Alt + Tを同時に押すか、アプリケーションメニューからターミナルを探します。
ターミナルが開けたら、次のステップに進みましょう!
ステップ2: プロジェクトのディレクトリに移動
cd
コマンドを使って、解析したいプロジェクトのルートディレクトリに移動します。
cd ~/my_project
ここで、~/my_project
は、あなたのプロジェクトのパスに置き換えてください。
Note:
cd
コマンドは "change directory" の略で、現在のディレクトリを指定したディレクトリに変更するために使用します。
ステップ3: SourceSage 5.0.0を起動
プロジェクトのルートディレクトリに移動したら、以下のコマンドを実行してSourceSage 5.0.0を起動します。
sourcesage
これで、SourceSage 5.0.0が解析を開始します。お茶でも飲みながら、しばらく待ちましょう。
ステップ4: 生成されたファイルを確認
SourceSage 5.0.0の解析が完了すると、SourceSageAssets
ディレクトリに以下のファイルが生成されます。
-
Repository_summary.md
- AIがプロジェクトの構造と内容を理解しやすい形式のマークダウンファイルです。
- プロジェクトの全体像を把握するのに役立ちます。
-
Changelog
- Gitの変更履歴を保存するディレクトリです。
- プロジェクトの変更履歴を追跡できます。
-
ISSUES_RESOLVE
- Issuesとプロジェクト全体がマージされたファイルを保存するディレクトリです。
- これらのファイルは、AIがIssueを解決するための重要な情報源となります。
-
COMMIT_CRAFT
- 開発中のステージされたコードのファイルを保存するディレクトリです。
- これらのファイルは、AIが適切なコミットメッセージを生成するために使用されます。
-
open_issues_filtered.json
- GitHubからフェッチしたオープンなIssueのJSONファイルです。
- プロジェクトの未解決のIssueを確認できます。
-
STAGED_DIFF.md
- ステージされた変更の差分情報を含むマークダウンファイルです。
- コミット前の変更内容を確認できます。
これらのファイルを活用することで、AIによるプロジェクトの解析や自動修正、ドキュメント化などを行うことができます。
発展的な使い方
SourceSage 5.0.0には、より高度な機能もあります。以下のコマンドを試してみましょう。
リポジトリ情報の収集と差分情報のレポート作成
sourcesage --mode Sage GenerateReport
このコマンドは、リポジトリ情報を収集し、リリース間の差分情報をレポートとして生成します。
《SourceSage 5.0.0リリース》
機能紹介①
✅リポジトリ情報の収集と差分情報のレポート作成
LLMに入れるための情報を収集してマークダウン形式でまとめます! https://t.co/U30FWMiB6g pic.twitter.com/sMSVypDa3L— Maki@Sunwood AI Labs. (@hAru_mAki_ch) June 10, 2024
コミットメッセージの生成
sourcesage --mode Sage GenerateReport CommitCraft --model-name "gemini/gemini-1.5-pro-latest"
このコマンドは、ステージされた変更からAIを使ってコミットメッセージを自動生成します。
Note:
--model-name
オプションで、使用するAIモデルを指定できます。ここでは、gemini/gemini-1.5-pro-latest
を使用しています。
《SourceSage 5.0.0リリース》
機能紹介②
✅LLMを使った自動コミットメッセージの生成
Litellmを使っているので様々なモデルを使用して差分情報からコミットメッセージを作成します! https://t.co/y15lC74Jxz pic.twitter.com/HhAm8RNj3M— Maki@Sunwood AI Labs. (@hAru_mAki_ch) June 10, 2024
リリースノートの生成
sourcesage --mode DocuMind --docuMind-model "gemini/gemini-1.5-pro-latest" --docuMind-db ".SourceSageAssets\DOCUMIND\Repository_summary.md" --docuMind-release-report ".SourceSageAssets\RELEASE_REPORT\Report_v5.0.0.md" --docuMind-changelog ".SourceSageAssets\Changelog\CHANGELOG_release_5.0.0.md" --docuMind-output ".SourceSageAssets/DOCUMIND/RELEASE_NOTES_v5.0.0.md" --docuMind-prompt-output ".SourceSageAssets/DOCUMIND/_PROMPT_v5.0.0.md" --repo-name "SourceSage" --repo-version "v0.5.0"
このコマンドは、プロジェクトの概要と変更履歴からリリースノートを自動生成します。
--docuMind-model
: 使用するAIモデルを指定します。--docuMind-db
: プロジェクト概要のマークダウンファイルのパスを指定します。--docuMind-release-report
: リリースレポートのパスを指定します。--docuMind-changelog
: 変更履歴のマークダウンファイルのパスを指定します。--docuMind-output
: 生成されたリリースノートの出力パスを指定します。--docuMind-prompt-output
: リリースノート生成のプロンプトの出力パスを指定します。--repo-name
: リポジトリの名前を指定します。--repo-version
: リポジトリのバージョンを指定します。
《SourceSage 5.0.0リリース》
機能紹介③
✅LLMを使ったリリースノートの生成
リリース間の差分情報とリポジトリの情報、コミットメッセージなどからリリースノートを生成します! https://t.co/Rlbe2NyfEV pic.twitter.com/7OsYqUj2Yt— Maki@Sunwood AI Labs. (@hAru_mAki_ch) June 10, 2024
以上で、SourceSage 5.0.0の基本的な使い方と発展的な使い方が理解できたと思います。ぜひ、自分のプロジェクトでSourceSage 5.0.0を活用してみてください!
コードの品質向上と開発効率アップに役立つこと間違いなしです。Happy coding!
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