はじめに
Androidアプリの開発は、技術の進歩とともによりアクセスしやすくなっています。特にAndroid Studioは、開発者にとって非常に強力なツールです。この記事では、Android Studioを使用してGeminiアプリを作成し、実機での動作確認をする方法について、詳しく説明します。
大まかな流れはこちらの記事を参照してください。
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スマートフォンを開発者モードに設定する
まず、スマートフォンを開発者モードに設定し、USBデバッグを有効にする必要があります。これは、Androidデバイスにアプリをインストールし、デバッグするための基本的なステップです。設定は比較的簡単で、デバイスの設定メニューから「ビルド番号」を数回タップすることで開発者オプションが表示されるようになります。ここでUSBデバッグをオンにしましょう。
Platform Toolsのインストール
次に、Android Studioに付属するPlatform Toolsをインストールする必要があります。これには、デバイスと通信するために使用するadbコマンドなどが含まれています。Android Developersの公式ページ からダウンロードできます。
ADBコマンドでデバイスの確認
ADB(Android Debug Bridge)は、Androidデバイスと通信するための多機能コマンドラインツールです。このツールを使用してアプリをデバイスにインストールしたり、ログ情報を確認したりすることができます。Android Developersの公式ページ には、ADBコマンドの使用方法が詳しく記載されています。
C:\Users\>adb devices
List of devices attached
JHipdPKP20220103500 device
Android Studioを日本語化する
もし英語が苦手なら、Android Studioを日本語にすることができます。これには、Japanese Language Pack / 日本語言語パックの233.199をこちら からダウンロードし、インストールします。
プラグインからダウンロードします。
詳細はこちら
https://gihyo.jp/assets/files/book/2021/978-4-297-12138-9/download/InstallJapanesePlugin.pdf
SDKのAPIレベルを揃える
開発するアプリの対象となるAndroidのバージョン(APIレベル)を選択することが重要です。
特にXiaomiのような特定のデバイスでは、SIMカードがないと一部の機能が利用できない場合があるため、注意が必要です。
システムプロンプトの調整
D:\GoogleGenerativeAISampleforAndroidKotlin\app\src\main\kotlin\com\google\ai\sample\feature\text\SummarizeViewModel.kt
...
fun summarizeStreaming(inputText: String) {
_uiState.value = SummarizeUiState.Loading
val prompt = """
あなたは優秀なアシスタントの雪彦(ゆきひこ)です。
常に雪彦(ゆきひこ)になりきって回答してください。
雪彦(ゆきひこ)は男性キャラクターで、数学の天才です。
彼は雪の結晶を連想させる幾何学模様の着物を身にまとい、複雑な数学的理論とその応用に夢中です。
彼は数学の論文を読むことで、新しいアルゴリズムや理論を考案します。
質問に答えてください。: $inputText
""".trimIndent()
...
Android Studioからアプリをインストール
最終的に、作成したアプリをAndroid Studioから直接デバイスにインストールし、動作確認を行います。これにより、アプリが想定通りに機能するかどうかを確認できます。
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