【リリースノート】Gemini FileSearch Drive Line Gas v0.1.0 – Google Driveファイル検索LINE Botの初回リリース

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はじめに

この度、Google Driveファイル検索LINE Botプロジェクト「Gemini FileSearch Drive Line Gas」の初回リリースとなるv0.1.0を公開しました。本バージョンでは、LINEから手軽にGoogle Drive内のファイルを検索し、結果をリッチなUIで受け取れる基本機能を実装しています。

本記事では、v0.1.0で実装された機能や技術的な詳細について解説します。

主な変更点

  • Google Driveファイル検索とLINE Bot連携: Google Drive内のファイルを検索し、結果をLINE Botを通じて通知する基本機能を実装しました。
  • Flex Messageによる結果表示: 検索結果をLINEのFlex Messageを用いて、視覚的に分かりやすく表示します。
  • 連続操作を促すUI: 検索処理後に次の操作を促すメニューを表示し、ユーザー体験を向上させました。

技術的な詳細

新機能

Google Driveファイル検索とLINE Bot連携 (ddd1441, 977aa1c)

Google Apps Script(GAS)をバックエンドとして、LINE Messaging APIからのWebhookリクエストを処理します。ユーザーがLINEで送信したメッセージを検索クエリとして受け取り、DriveApp.searchFiles() を用いてGoogle Drive内のファイルを検索します。

検索結果は、ファイル名、URL、更新日時などの情報を含み、後続の処理でLINEに送信されます。

検索後のメニュー表示機能 (ff51c2a)

ファイル検索の応答後、ユーザーが次のアクションをスムーズに行えるよう、メニューを提示する機能を実装しました。これにより、「新しい検索を始める」「ヘルプを表示する」といった操作をボタン一つで実行でき、対話の継続性が向上します。

ファイル検索進捗の通知 (ee385e9)

検索処理には時間がかかる場合があるため、ユーザーに処理状況をフィードバックする進捗通知機能を実装しました。これにより、ユーザーは処理が正常に実行されていることを確認でき、安心して待つことができます。

バグ修正

メニュー表示遅延の修正 (8ce8059)

検索結果の応答とメニュー表示の間に適切な間隔を設けるため、Utilities.sleep() のパラメータを調整しました。これにより、メッセージの受信タイミングに起因する表示のズレを防ぎ、より自然な対話フローを実現しています。

メンテナンス・その他

  • ドキュメント整備 (f1e9960): プロジェクトの全体像を把握しやすくするため、README.md の内容を全面的に見直し、アーキテクチャとワークフローに関する詳細なドキュメントを docs/ ディレクトリに分割しました。
  • CI/CDワークフローの整備 (1a70f4e): 開発プロセスの自動化と品質向上のため、GitHub Actionsを用いたCI/CDパイプラインを構築しました。
  • Flex Messageアセットの更新 (679ee12): Flex Messageで使用するヘッダー画像を新しいアセットに更新し、UIの改善を図りました。

まとめ

v0.1.0は、「Gemini FileSearch Drive Line Gas」プロジェクトの記念すべき最初のリリースです。LINEからシームレスにGoogle Driveを検索できる基盤を構築しました。

今後は、より高度な検索オプションの追加や、さらなるUI/UXの改善を進めていく予定です。ぜひお試しいただき、フィードバックをお寄せください。


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