【リリースノート】go-cli-sample v0.2.0 – Goによる実用的なCLIサンプル集へ大刷新!

開発

はじめに

Go言語でのCLIツール開発がもっと楽しくなる、実用的なサンプル集 v0.2.0 をリリースしました!
本バージョンでは、単一のプログラムから、開発現場で役立つ10種類のサンプルを網羅した学習リポジトリへと大きく進化しました。基本的なコマンドからインタラクティブな操作、HTTP通信まで、幅広いユースケースをカバーしています。

主な変更点

  • 多彩なサンプル集の追加: Go言語によるCLIツール開発のための、実用的で多彩なサンプル(全10種類)を追加しました。
  • 詳細なドキュメント: 各サンプルに詳細なREADME.mdを追加し、使い方や学べることを分かりやすく解説しました。
  • 動作確認レポート: 新たにVERIFICATION.mdを追加し、全サンプルの動作確認結果をレポートとしてまとめています。
  • リポジトリ構造の刷新: 単一のプログラムから複数のサンプルを管理する形式へと変更し、学習しやすい構成になりました。

技術的な詳細

新機能

GoによるCLI開発のための実用的なサンプルを10種類追加しました。各サンプルは独立しており、特定のテーマについて深く学ぶことができます。

ディレクトリ 内容
01-basic-hello 基本的な引数処理
02-flags flagパッケージによるフラグ処理
03-cobra Cobraライブラリによるサブコマンド実装
04-interactive 対話的な入力処理
05-file-operations ファイルの読み書き・削除
06-http-client HTTPクライアントによるAPI通信
07-json-parsing JSONのパースと生成
08-colored-output カラフルなターミナル出力
09-progress-bar プログレスバーとスピナー
10-table-output テーブル形式でのデータ表示

改善点

  • ドキュメントの全面改訂: リポジトリ全体のREADME.mdを、サンプル集の概要がわかるように全面的に更新しました。また、すべてのサンプルディレクトリに、実行方法やコードのポイントを解説したREADME.mdを追加しています。
  • リポジトリ構造の整理: ルートにあった main.gomain_test.goexamples/01-basic-hello に移動し、より見通しの良いディレクトリ構造にリファクタリングしました。
  • ヘッダー画像の変更: ヘッダー画像をSVGからJPEG形式に変更しました。

バグ修正

  • examples/09-progress-bar のサンプルで、未使用変数によるコンパイルエラーが発生する問題を修正しました。

破壊的変更

v0.1.0ではリポジトリのルートで go run main.go を実行できましたが、v0.2.0では main.gomain_test.goexamples/01-basic-hello ディレクトリに移動されました。
そのため、以前の方法で直接実行することはできなくなりました。各サンプルの実行方法は、それぞれのディレクトリにある README.md を参照してください。

まとめ

go-cli-sample v0.2.0 は、Go言語によるCLI開発を学びたいすべての人にとって、より実践的で価値のあるリソースへと生まれ変わりました。ぜひ、様々なサンプルを試して、あなたのCLI開発に役立ててください。

コントリビューターの皆様に心より感謝申し上げます。


📚 参考リンク

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